シナリオクエスト

学園祭の招待状

アインスト
久しぶりだな、【プレイヤー】。
【プレイヤー】
元気でしたか、アインスト?
アインスト
大して変わりはない。
それより、イーストランドで君が大活躍だったという噂は聞いたよ。
アインスト
危機に陥ったある王国を救い、ずっと探し回っていた少女にも出会い、その少女が立派な女神になるための手助けをしているとか……。
【プレイヤー】
そうですね…いつの間にかそうなっていました。
アインスト
そうか…しばらく会わないうちに、色々なことがあったようだな。
まあ、色々と大変だとは思うが、心の余裕は失わないように。
アインスト
プレイオスにはこんな名言があるんだ。
「複雑に考えると何もかも上手く行かない」
【プレイヤー】
なるほど、確かに……。
それより何か用ですか?
アインスト
そうだ、ちょうどその話をしようと思っていたんだ。
アインスト
「魔法学園ジェレニス」を知っているか?
【プレイヤー】
聞いたことがあるような気もしますが……。魔法を勉強する所ですよね?
アインスト
……これが君宛に届いていたもんでね。
【プレイヤー】
それは?
アインスト
(ジャケットから手紙を取り出し、【プレイヤー】に渡す。)
アインスト
君宛ての招待状だ。
魔法学園ジェレニスの学園祭への、だ。
【プレイヤー】
どうして私に招待状が……?
アインスト
どうやら学園は君が特別な人物だということで、学園祭に招待したようだな。
その招待状はごくわずかの選ばれた人にしか届かないんだ。
【プレイヤー】
へえ……。
アインスト
まず疑うことから始めるんだな。
手紙のその印章は、ジェレニス魔法学園のもので間違いないようだが……。
【プレイヤー】
あ、ごめんなさい。
疑うにしても、まず学園のことをほとんど知らなくて。
アインスト
なるほど。そういうことなら俺より無限回廊のジェイドのところに行ってみるといい。
【プレイヤー】
そういえば、ジェイドは魔法学園出身だと聞きました。
早速行ってみます。
アインスト
俺も昔学園祭に招待されたことがあるんだが、思ってたより楽しかったよ。少し疲れているように見えるから、たまには楽しんで余裕を取り戻すといい。
【プレイヤー】
はい、ありがとうございます。
アインスト
あ、学園祭が終わったらここに来てくれないか?ちょっと話があるんだ。まぁ、興味があればだが。
【プレイヤー】
わかりました。では、また後で。