【プレイヤー】
以前も同じものをお渡ししたことがある気がします。
エレナ
覚えているんですね。そうです。ですが、これはコーラルシティを離れると何故か粉のように変わって無駄になってしまいました。
エレナ
それで仕方なく作業室にあった本と資料をここに持ってきました。
エレナ
私が今までやってきたことがあるのでその事実を教えるのはそこまで時間がかからないはずです。
エレナ
古代コーラルシティにあった記録の解読を少しずつ進めています。ですが、何かを隠しているかのように、わからないものもあるんです。
エレナ
たくさん手がかりがあるのに、わからないのです。まるでこの時の記憶を封じたかのように……。
【プレイヤー】
（この本も記憶を失くしたのか、それとも誰か見せたくないのか？）
エレナ
魔法的な要素が必要そうですが…冒険者さん、こういうことに応用できる魔法道具とかをご存知ですか？
【プレイヤー】
あ、それが記憶というと思い浮かぶものが一つありまして…でも、それがエレナに持ってきた本の役に立つかはわかりません。
エレナ
念のためもう一度力を貸してくれませんか？もしかしたらこれも女神セレスと……。
【プレイヤー】
あ、それならすぐ行ってきます。
しばらくはここにいるんですよね？
エレナ
もちろんです。私はずっとここにいますよ。お待ちしておりますのでどうぞいってらっしゃい。
【プレイヤー】
わかりました。ではそこに行って必要なものを持ってきます。
エレナ
…冒険者さん、女神様の名前を出すたびに焦った感じになるわ。何かあったのかしら……。