シナリオクエスト

時を待つ遺物(5)

ラピデム
ふぉっふぉっ、よく来たね。
【プレイヤー】
こんにちは、ラピデム様。
ラピデム
どうしたんだい?君が来たということは…きっと深刻なことがあるんだろうよ?それは、気になるねえ…ふぉっふぉっ。
【プレイヤー】
(ベルパ図書館で他の人が借りた本を、とある精霊が持って怪物の木の山に向かったことを伝える。)
【プレイヤー】
…というわけです。そしてその本が神の遺物と関係しているもので……。
ラピデム
そういうことだったのかい。これからどんな悪い奴がどんな遺物を持って行くのか知るために女神様が君に調べさせたんだな。
【プレイヤー】
はい。それでですが、本の行方を知りませんか?
ラピデム様ならご存じかなと。
ラピデム
わかってはいるんだが…先に謝っておく。すまない、全部ワシのせいなんだ……。
【プレイヤー】
えっ?どういうことですか?
ラピデム
ちょっと退屈しててねえ。
ちび精霊達に面白そうなものがあれば持ってきてくれと頼んだけど、よりによって他の人が読んでいた本とは、ねえ…。
ラピデム
ふぉっふぉっ…あの子達が思うにそれが面白そうだったみたいだな。そうじゃなくてもあの本から魔力を感じたから、ねえ……。
ラピデム
けど…あの本はワシ、持っていないの。
【プレイヤー】
まさかあのちび精霊が……。
ラピデム
あの精霊が持ってきていた途中にあの魔力のせいで気を失ったみたいだね…ちび精霊は無事みたいだが、本はどこにあるのか……。
ラピデム
谷の……深い場所に落ちている。それだけしかわからん…すまない。
【プレイヤー】
仕方ありませんね。
私が探してきますよ。
ラピデム
すまない。
その代わりに君がもう少し遺物を簡単に探せるように地の力を吹き込んであげよう。
【プレイヤー】
ありがとうございます。そんなに気にしないでください。精霊もわざとやったわけじゃないんですから!
ラピデム
ありがとう。あ、ではあれも一緒に頼むよ。
本を探した後にレダ様を仕える巫女達にもすまないと伝えておくれ。
【プレイヤー】
はい、わかりました!