シナリオクエスト

時を待つ遺物(2)

ガイス
異質な力が心象世界の中に入ってきたのを感じたと思ったら、君だったか。
ガイス
あの短期間でこれだけ力を……さすがというべきか。
とにかく、待っていたぞ。
【プレイヤー】
メヌエットから女神ガイア様のメッセージがあると聞きました。
ギアス
では話を始めよう。君は黄昏時代を知っているか?
【プレイヤー】
よくわかりません。神達の時代と思えばいいですかね?
ガイス
ああ、そうだ。様々な神達が時間と空間を超越して共存した時代、魔王ビーストが現れる前の時代だ。
ガイス
その時代もかなり混乱していた。様々な悪魔達が命を誘って神に反することとなり、憤怒した神は悪魔を消滅させようとした。
ガイス
だが、ある神がそれに反対し、その話はなかったことにされた。神々は代わりに悪魔たちを追放することにした。追放された悪魔達は今の魔界と呼ばれる場所に向かった。
ガイス
そんな悪魔達が「歪んだ者」を神と思って敬い、神の遺産、と言えるものをたくさん盗んで行った。
ガイス
その過程で神と精霊、悪魔達の戦いがあり、様々な遺物が破壊されたり、行方がわからなくなってしまった。
ガイス
その中のいくつかは正しき心を持った人間とエルフの手によって安全に管理されたが……。
ガイス
その他は君が知っている「破壊の杖」と「影の本」のように誰かが悪いところに使おうとしていた。
【プレイヤー】
それで…私は何をすればいいんですか?
ガイス
悪の心を持っている存在が次にどんな「遺物」を狙っているのか調べてくれないか?
【プレイヤー】
ええと、調べるだけで大丈夫ですか?
ガイス
ああ。君は次に守るべきの遺物を調べるだけで大丈夫だ。遺物は時が訪れれば君を自分の前に導くはず。
【プレイヤー】
では、私はどこに行けば……?
【プレイヤー】
(急に頭の中にベルパ図書館と司書達の姿が浮かぶ。)
【プレイヤー】
図書館……。
ガイス
そこが君の行くべき場所だ。
君を導く場所に向かってくれ。
【プレイヤー】
はい、では行ってきます。