ノエル
あ、そうだ。かっこいい冒険者さん!必要なものはありませんか?
ノエル
……ふぅ。
そうです。
私がレイアさんに頼みました。
【プレイヤー】
でも、どうしてニンジンなんですか?他のものでもいいのに。
ノエル
イーストランドでは、昔から秘密の合図にニンジンを使っていたらしいので…。
ノエル
それで、冒険者さんがカーリーに行ってきたんですね?
【プレイヤー】
そうです。
ノエルに、メディア様からの伝言も預かってきましたよ。
【プレイヤー】
(メディアがノエルのために伝えた言葉を伝える)
ノエル
ふふ、やっぱりメディア様は心配性ですね。
言われなくてもそうしていたのに。
ノエル
冒険者さん、私のお願いを一つ聞いてくれませんか?冒険者さんはカーリーを探してすぐ入れますからできるはずです。
【プレイヤー】
どういうことですか?まるでノエルが村に入れないみたいですけど。
ノエル
村はメディア様の力で守られています。それがカーリー族であっても、一度出たら簡単には戻ることができないんです。私も村を出てから気づきました。
ノエル
また村に戻れないなんて…それに幻影の大地にあって危ないし…それでも冒険者さんのような特別な方には見えますから……。
ノエル
不幸中の幸いなのはですね、デイモス教団でも村をきちんと認識できてないってことです。
【プレイヤー】
どういうことかわかりました。それで、私は何をすればいいですか?
ノエル
カーリーにメリーメルという、幼なじみがいるんです。手先が器用で、色々なものを作っています。
【プレイヤー】
メリーメル、会いましたよ!
何か便利そうなものを作っていました。
ノエル
相変わらずですね…ふふ。メリーメルはタルタロスのシャイニック様に憧れていて、いつかタルタロスのような都市を作りたいそうです。性格まで似たら困りますけど……。
【プレイヤー】
しーっ、シャイニック様に聴こえちゃいます……。
ノエル
シャイニック様はこういうことに興味がないから大丈夫ですよ。とにかくメリーメルが長い時間をかけてある機械を作っているんですけど、まだ完成させられないみたいなんです。
ノエル
調べてみたんですけど、村にはない材料、ドワーフ職人のボルトとナットが必要みたいです。それを集めて渡せばいいんですけど……。
ノエル
あとは、ドワーフ職人の万能道具箱というのがあればメリーメルが作れないものはないと思います!あの子は才能がありますから。
【プレイヤー】
だからつまり、私にその材料を集めてメリーメルに渡してほしいってことですね。
ノエル
はい!そういうことです!材料をメリーメルに渡してくれれば…なんと!
これからタルタロスの大商人になるノエル商会のVIPとして扱いますよ。
ノエル
ドワーフという種族が住む都市で手に入るものです。まだそこまで行くには私の勇気が足りません…私の代わりに行ってきてくれませんか?
【プレイヤー】
わかりました。では、行ってきます。
【プレイヤー】
(カーリー族には信頼が命、か。そういえば、この前精霊達もそんなことを言っていたな……。)