シナリオクエスト

カーリー族の信頼(3)

レイア
疲れてるみたいだね。忙しいのか?今度はどこから来たんだ?
【プレイヤー】
カーリーからです。
レイア
……!!
レイア
……。
レイア
(レイアが驚いているようで何も話せなくなっている。)
レイア
そうか、あんたは普通の人じゃなかった。「カーリー」を探し出したなんて、さすが女神に選ばれた人だ。
【プレイヤー】
あ、メディア様からレイアに挨拶の伝言を預かりましたよ。
レイア
へぇ、それで、メディア様は何と?
【プレイヤー】
本人は元気で、レイアの選択が正しかった、と言ってましたよ。
レイア
ハハハハハハ…さすがメディア様だ。
【プレイヤー】
それより、選択ってなんですか?
レイア
とても恥ずかしい過去だ。ゴホッ……。
レイア
30年前、メディア様に会う前に私は物凄い怒りを抱いていた。全員殺せないなら一人でも多く殺したいくらいに…
レイア
それで仕事を終わらせてジュード王国に戻る途中で、前話したように、カーリーに行くことになったんだ。
レイア
まあ、短い時間だが、そこで過ごしてる間にメディア様のおかげで色々と考え直させてもらったんだ。
レイア
細かいことについては…これ以上は聞かないでくれ。ハハハ…。
【プレイヤー】
はい、わかりました。
レイア
(話を終えたレイアがいきなり倉庫からニンジンを一つ出して振り始めた。)
【プレイヤー】
あの…レイア?いきなり何をしているんですか?
レイア
…ハハ、ばれたか。
さて、話してもいいものか。
レイア
まあ、いいか。
実はノエルに頼まれたんだ。カーリーに行ってきたという人物が現れたら、ニンジンを振って合図してくれ、と。
レイア
まあ、普通目の前の奴が急にニンジンを振り出したらおかしいと思うさ。ハハ…。
【プレイヤー】
そりゃそうですよ。
でも丁度いいです。メディア様からノエルに伝言を頼まれていて。
レイア
それは実に丁度いい。ノエルも待ってるはずだよ。あ、私が今度おごってやるから期待しててくれ。
【プレイヤー】
ありがとうございます!時間があるときに教えてください。では私はノエルの所に行ってみますね。