【プレイヤー】
言われた通り魔石を持って来ました。これを……。
メディア
待っている間、退屈しないようにお茶を出しましょう。
【プレイヤー】
…香りがいいですね、このお茶の名前はなんですか？
メディア
ダフネという幻影大地でのみ育つ木がありますが、その葉で作ったお茶です。私の母とも言える、先代指導者の名前でもあります。
メディア
私は立派な方だと思いますが、ある者の残された記憶にはヴァルプルギスの夜を楽しむ魔女、と……。
メディア
うっかりこんな話までしてしまいました。聞かなかったことにしてください。まったく、あなたという人は不思議ですね……。
【プレイヤー】
はい、わかりました。それよりヴァルプルギスの夜か……。
【プレイヤー】
（パンドラがこれは関与するなって言ってたよね……。）
メディア
持ってきてくださった魔石…特徴を把握するのは難しくありませんでした。
メディア
3つの中のひとつ、超人記念館で見つかったのはデイモス教団が作ったもののようですね。僅かですがカーリー族の命の力が入っていました。
【プレイヤー】
デイモス教団は一体何をするつもりなんですか？
メディア
彼らの仕事を200年近く探してみましたが、誰もわかりませんでした。
メディア
では違う二つの魔石について話しましょう。間違いなくアガシュラと呼ばれている者達の痕跡が残っていますが……。
【プレイヤー】
どうしました？
何か問題でもありますか？
メディア
どうやらデイモス教団の魔石を真似した偽物のようです。力はありますが、本物には敵わないですね。
【プレイヤー】
シャイニック様がヴァンとマーラを偽アガシュラだと言ってましたが、それと関係していますか？
メディア
私はアガシュラ一族を見たことがありませんので…なんとも言えませんね。
【プレイヤー】
偽物のくせにジエンディアとプレイオスをあんなにめちゃくちゃにしたなんて…ならデイモス教団の魔石がもっと危ないってことだけど……。
メディア
…私の話はここまでです。ありがとうございました。
【プレイヤー】
（何かもっと知ってるみたいだけど、ここで終わりか……。）
メディア
そしてレイアに依頼されて作ったという本を読みました。簡潔に女神様の気持ちを知ることができました。
【プレイヤー】
あの本を読んでくれたんですね。
…あれ、でも誰が持ってきたんですか？
メディア
タルタロスが交流のため、たくさんのものを送ってきたのです。バイノンは返すと言いましたが、断ることはできませんでしたので一応受け取りました。
メディア
タルタロスに戻ったら、頑張ってくれたレイアに挨拶をお伝えください。私は元気だと、レイアの選択が正しかった、と……。
メディア
ジスカドがいるルーメンと、シャイニックがいるタルタロス以外には行かないように、と……。デイモス教団が危険かもしれません。
【プレイヤー】
はい、全部伝えておきます。ではまた。
メディア
（もしかしたらもうまた訪ねてくださるかもしれませんね……。）