アドキーナ
おや?君はゼナディアからすぐ他の場所に行ったと思っていたんだが。
わざわざこんなところまで、どうしたんだ?
【プレイヤー】
あ、神官達に頼まれて、植物を持って来たんです。
【プレイヤー】
(アドキーナに採集した浄化草と月光花を渡す。)
アドキーナ
懐かしいな。
俺の故郷、ゼナディアの匂いだ……。
アドキーナ
思いがけないプレゼントを貰ってしまったな。
ありがとう。
アドキーナ
(アドキーナは少しだけ感傷的になっているようだ。)
【プレイヤー】
本来はミールにお願いするはずだったようです。ですが、急にイリスの事で遅れたみたいで……。
アドキーナ
ああ、あの子が…心が綺麗な子だ。
一度お礼をしないと。ということは……食べ物も用意しないといかんな。
アドキーナ
(アドキーナの顔が急に暗くなった。どうやら食べ物を用意するのが負担のようだ。しばらくすると、彼の表情が元に戻る。)
アドキーナ
この植物達が育つと思うと気分がいい。聖なる地で育ったこの植物が、この地を浄化してくれるだろう。
アドキーナ
今回も君には世話になったな。
この恩をどう返せばいいものか……。
アドキーナ
だが、君の顔色を見ると…ゼナディアで何か起きたようだな。
俺に話してごらん。
【プレイヤー】
(アドキーナにオルカ海辺であったことを話す。)
アドキーナ
君、今なんと言った?
女神セレス様の幻影を見たのか?
アドキーナ
女神セレス様は残っている力を全てイリス様に伝えたはず。イリス様の意思でなければ、女神セレス様の姿は見ることができないはずだ。
アドキーナ
それでも幻影として君の前に現れたということは、確かな「理由」があるんだろう。
アドキーナ
どうやらその理由が君の「記憶」と繋がるようだな。
とにかく、君の表情が少しよくなったようで安心したよ。
アドキーナ
女神イリス様が完全な世界神となったら全てが解決するだろう。女神様も今は努力されているだろうから……。
【プレイヤー】
今は待つべきですね。
待っていたらどこかで答えが出るかもしれません。
【プレイヤー】
では私は帰ります、アドキーナ様。
そして、幻影の大地がさらに美しくなることを祈っています。
アドキーナ
ありがとう。
いつか女神ガイア様が満足してくれるといいのだが。
アドキーナ
……もうこの竜の谷を簡単に抜けられるようになるとは。
やはり素晴らしい人物だ。
アドキーナ
女神イリス様。
彼に隠していることがあるようですが、あなたは一体何を……