アドキーナ
よく来てくれた。
俺が忙しい君の足止めをしてしまっていないか心配だ。
【プレイヤー】
大丈夫です。
どんな話なのか、少し想像がつきますし……。
アドキーナ
君は既に理解しているな。記憶を失った者特有の表情について……。
【プレイヤー】
(以前自分もそうなり、シャイニックに助けてもらったと伝える。)
アドキーナ
そうか。あの子は文句は多いかもしれないが、この人だと思った者に対しては、全てを差し出す。
アドキーナ
もちろんだ。疑う必要はない。
俺も光の涙について話すつもりだったんだ。あれは煎じて飲めば副作用はほぼない。
【プレイヤー】
えっ、あれはそのまま飲み込むものじゃないんですね?
アドキーナ
えっ!
君はそのまま飲み込んだのか?あれを……?
アドキーナ
以前、俺があの方のために渡したものを覚えているか?
アドキーナ
ああ、その時の「記憶の欠片」は完全にあの方のためのものだったが、今回はもしかしたら君の記憶のためのものかもしれないな。
【プレイヤー】
アドキーナ様、私は幻影の大地で記憶を失った覚えは無いのですが……。
アドキーナ
あれはシャイニックが飲ませた光の涙と同じ役割をすると考えてくれ。その顔つき…君にはどうやらまだ思い出すべき記憶があるようだ。
アドキーナ
大丈夫だ、俺が危険なものを飲ませると思っているのか?
竜の谷にいる幻獣から適当に持ってきてくれ。
アドキーナ
俺が浄化してオーラとして吹き込んであげよう。
【プレイヤー】
ありがとうございます、アドキーナ様!では、行ってきます!