メヌエット
(気が付くと、メヌエットの不安げな顔が視界に入る。)
ガイア
(メヌエットだった少女の姿がガイアの姿に変わる。)
ガイア
ごめんなさい…弱い神が言えることはこれしか……。
【プレイヤー】
あの老人…あの老人が送りこんだ人の記憶を見たことがあります。まさかこんな風に出会うなんて……。
ガイア
ごめんなさい。今は何も答えることができません。
時が来たら知ることとなるでしょう……。
【プレイヤー】
わかりました。誰にでも事情はありますから。たとえそれが神だとしても……。
ガイア
ありがとうございます、【プレイヤー】…闇も消え、アドキーナが始めた浄化の儀式も終わったようです。
ガイア
ここを離れるとしばらく私の姿には会えなくなるでしょう。あまり力を使ってしまうと、また眠ってしまうかもしれませんから。
ガイア
それは断言できませんが…一つ約束しましょう。
ガイア
ここにあなたが来るときだけ、ここにメヌエットの姿を現しましょう。
ガイア
メヌエットは私の幻身、そして私の一部。
もう、あなたの目にしか見えない存在ですが、必要な時は語りかけてください。
ガイア
【プレイヤー】、メディアとシャイニックに私の話を伝えてください。それだけで、彼らは何が起きているのか自然に理解しますから。
ガイア
【プレイヤー】…本当にありがとう。
またお会いしましょう。
メヌエット
これからは、ガイア様へお願いや、お話をしたい場合はわたしの所に来てください。
【プレイヤー】
はい、わかりました。
ところで、あなたは女神様とは別の人格だと理解すればいいですか?
メヌエット
うーん…同じと言えば同じですが、違うとも言えます。
【プレイヤー】
何だかわかる気もしますよ。ええと…ガイア…様?
メヌエット
この姿の時はメヌエットで大丈夫ですよ。
【プレイヤー】
わかりました、メヌエット。
それより、ガイア様にイリスを会わせなくて大丈夫ですかね?
メヌエット
今頃、わたしたちには理解できない方法で会っているのかもしれませんね。
【プレイヤー】
たしかにそうですね。ではまた会いましょう、メヌエット……。