シナリオクエスト

カーリー訪問(1)

メヌエット
あなた…特別な力を持っていますね。
【プレイヤー】
特別な力?
私から何か感じたのですか?
メヌエット
正確にはわかりません。
ただ、そう感じたんです。
メヌエット
わたしは…なぜそんな風に感じたのでしょうか?
【プレイヤー】
そ、そうなんですね…。不思議ですね。
【プレイヤー】
(面白い人だ。)
【プレイヤー】
私は別の用事があるのでそろそろ行きますね。
タルタロスへは東側に真っ直ぐです。気をつけてくださいね!
メヌエット
はい。ありがとうございます。
メヌエット
(その場を離れようとする【プレイヤー】の視界に、メヌエットの腕と脚の怪我が飛び込む。)
【プレイヤー】
あの……メヌエット?
メヌエット
はい?
【プレイヤー】
腕と足にひどい怪我をしていますが、大丈夫ですか?
メヌエット
はい、わたしは大丈夫です。
メヌエット
痛みはありますけど、我慢できないほどではありません。それに、この体は丈夫みたいですから。
【プレイヤー】
この体、ですか?
メヌエット
そうです、この体……?あれ、わたし、なぜそんな風に言ったんでしょうか?
【プレイヤー】
どうやってここに来たのか、説明してくれませんか?
メヌエット
それが…覚えていないんです……。
メヌエット
一生懸命考えてみたんですけど…全然思い出せません。
【プレイヤー】
なぜ道に迷っているんですか?
メヌエット
それさえよくわかりません。
でも、名前だけは忘れていなくて安心しました!
【プレイヤー】
…こういう状況に相応しくない明るい人ですね。
メヌエット
ありがとうございます!そういう風に言われたのは初めてです。
【プレイヤー】
……。
【プレイヤー】
(メヌエットを見ていると不安になってきた。)
【プレイヤー】
ごめんなさい、メヌエット。一緒にタルタロスに行ってあげたいんですが、他の所に向かわないといけなくて。
【プレイヤー】
東側に真っ直ぐ進むとタルタロスの入り口が見えます。ここに向かう途中ある程度片付けておいたので、あまり危険ではないと思いますが……。
【プレイヤー】
いいですか?
もし身の危険を感じたら、すぐこっちに戻って来てくださいね。
メヌエット
はい、わかりました。ありがとうございます。あまり心配しないでください。
【プレイヤー】
では気をつけて。