【プレイヤー】
ただいま帰りました!アイテムも持ってきましたよ。
ローズマリー
これがそのアイテム…見るからに恐ろしい物ね。魔界のオーラの内包されたアイテムなんて久しぶりだわ。
【プレイヤー】
ところでどうやって解読するんですか?
ローズマリー
あんたは私が戦ってばかりいる人間だと思ってるかもしれないけど、こう見えてもセレス神殿出身のインテリなのよ。
ローズマリー
…ごめんね、冗談よ。でも戦ってばかりいる人間だって、このくらい簡単よ。解読するからちょっと待っててね。
ローズマリー
(ローズマリーが手紙の上に魔界の欠片を置くと欠片は跡形もなく溶け、謎の光とともに手紙に文字が現れた。)
ローズマリー
さあ、これでおしまい。もう読めるわよ。
【プレイヤー】
あ、ではローズマリー様が読んでください。
ローズマリー
そう?わかった。ええっと…「ローズマリー、そして【プレイヤー】…。この手紙を読んでいるのならば、恐らく二人は一緒にいるのだろう。」
ローズマリー
「私は今、北海からデボラ地域を通ってデイモス暗黒城国のアバロンへと向かっているよ。」
ローズマリー
ちょっと待って…この人、どこにいるって?
ローズマリー
「きっとローズマリーは、この人頭おかしいんじゃない?などという反応を見せている事だろう。」
ローズマリー
はぁ?!当たり前じゃない。この人頭おかしいんじゃないの?一人でどこに行ってるのよ!
【プレイヤー】
あ、あの…その後はなんて書いてありますか?
ローズマリー
ふぅふぅ…待って、ちょっと心を落ち着かせるから。はぁー…よし、続きを読むわ。
ローズマリー
「私にはちょっと気になることがあってね。なに、すぐに戻るから心配はするな。この大陸と女神イリス様のためにもやるべきことなんだ。」
ローズマリー
やっぱりとんでもないヤツよ、フローズンは…
ローズマリー
「【プレイヤー】、君が超人達に会っているという話は聞いたよ。君が行動を続ければ、こちらに向かっているあの世界による危機も軽減するだろう。」
ローズマリー
あの人…あんたについても把握しているみたいね。
【プレイヤー】
偉大なるデミゴッド様ですから、それも当然なことかも知れませんね。
ローズマリー
「すまない。ベロッシュが解決した問題だと思っていたが、こんなことになってしまって…。まぁ、彼にもいろいろあったんだ。詳細を説明できなくて残念だがね。」
ローズマリー
「神の権能の一部を授かったデミゴッドであっても、できることとできないことがあるんだが…その時の彼は慢心していて区別できなかったようだ。」
ローズマリー
「俺も、リディアもわからなかった。」
【プレイヤー】
ベロッシュ、フローズン、リディア…セレス神殿出身のデミゴッドの方々ですか?
ローズマリー
そう、でも3人とも本名ではないわ。みんながそう呼んでるから私もそう呼んでいるだけ。
ローズマリー
「近いうちに席を設けよう…女神様にも一度お会いできるといいね。そして愛するローズマリー、私の心配はしないでおくれ。そして…ふふ、この言葉にまた過激な反応はしないでおくれ。」
ローズマリー
だ、誰が過激な反応をするって言うのよ!
ローズマリー
(その言葉と共にローズマリーはフローズンからの手紙を引きちぎった。)
【プレイヤー】
で、では私はそろそろルーメンに向かいますね。手紙を読んでいただきありがとうございます、ローズマリー様。
ローズマリー
あ、そうか、あんたルーメンに行くのよね?
ローズマリー
なら、プリーストミヤ様に手紙の内容を伝えてちょうだい。ミヤ様はデミゴッド達の活動の一部を記録しているのよ。
【プレイヤー】
わかりました。ではローズマリー様もお元気で。
ローズマリー
(うーん。よくわからないわね、でも、確かなのはデイモス教団側が何かを企んでいるってこと…まさか?!…いや、違うわよね?)
ローズマリー
(最近は聖域も静かだし…無知なセイバーたちが勝手にするでしょう…)