シナリオクエスト

挨拶(3)

ローズマリー
あれ、あんたは…ジュード王国の英雄じゃないか。元気だった?
【プレイヤー】
ううっ、その呼び方やめてください。
ローズマリー
どうして?ジュード王国を助けたのは事実じゃないの。
ローズマリー
ところで、ここにはまたどうして?イリス様を見つけて、何やら忙しそうだって話は聞いたけどさ。
【プレイヤー】
それがですね…
【プレイヤー】
(今まであった事と、ここまで来た経緯を簡単に説明する。)
ローズマリー
ふーん…そう。
ローズマリー
ベリータ、あの可愛い子が私を覚えていてくれたのね。嬉しいわ!いつまた会えるかしら。
ローズマリー
(ローズマリーが普段と違った優しい顔を見せる。)
【プレイヤー】
ローズマリー様、もしかしてデミゴッドフローズン様のことをご存じですか?
ローズマリー
あぁ、あの人ね。北海に行ってからずいぶんと経つわ…
【プレイヤー】
北海に行ったという事は知っているんですけれど、北海って、一体どこですか?
ローズマリー
私も詳しくは知らないの。知っているのは、そこがこの東方大陸の最北にある氷に囲まれた海沿いということだけ。恐らく…デボラ地域付近じゃないかしら。
ローズマリー
ベリータはフローズンの事を気にかけているようだけれど、あの人は普通の人間とは違うから、一人でもきっと元気だよ。
ローズマリー
便りのないのはよい便りってこと。ん、ちょっと待って、なにかしら…
メイス
ローズマリー様、いらっしゃいますか?ルーメンで、ローズマリー様宛の手紙を見つけたので持ってきました。
ローズマリー
ありがとう、お疲れさま。手紙…誰が私に?
ローズマリー
…。
【プレイヤー】
誰からの手紙ですか?そんな顔をして…
ローズマリー
ふぅ、あの人だよ。素晴らしいタイミングだわ。なんだか、ジュード王国の英雄様に言いたいことがあるみたいだね。
ローズマリー
こうやってタイミング操るのもあの人の能力だからね…
【プレイヤー】
フローズン様?
ローズマリー
そう、フローズンがあんたに頼みたいことがあるんだって。イリス様や、【プレイヤー】ってあんたの名前が書いてあるから、嫌でも聞いてちょうだいね?
ローズマリー
あら?…ちょっと仕掛けが施されているわ。特定のアイテムがないと解読できなさそうね。
ローズマリー
ふぅ、まったく…まぁいいわ、あの人の調子に合わせてあげようじゃない。
【プレイヤー】
イリスに関する事なら仕方がありませんね…私は何をすればいいですか?
ローズマリー
「魔界の欠片」ってやつを2個持って来てくれない?はぁ、名前を聞いただけで不吉なアイテムね。私も一緒に行きたいけど、あんたにしかできないらしいのよ。
【プレイヤー】
分かりました。では行ってきます。
ローズマリー
よろしくね。
ローズマリー
…。
ローズマリー
いったいフローズンは何を考えてるのかしら?なぜ手紙の封印を魔界のアイテムにしたの?