シナリオクエスト

山の精気(1)

ラピデム
わしに力を貸してくれるとはありがたい。
【プレイヤー】
とんでもないです。…あ、また訛りが移っちゃったか…とりあえず任せてください!このまま帰るのもなんですしね。
ラピデム
感謝するよ。君が力を貸してくれたおかげで山の精気は戻ってきた、しかしまだ足りなくてね。
ラピデム
知ってるかい?この怪物の木の山はミルガンディアに流れる自然の力の中心だってことを。
【プレイヤー】
よくわかりませんが、精気が不足してしまったら、ミルガンディアが汚染される確率が高まるってことですよね?
ラピデム
その通りだ。山の精気でより広範囲を包み込むことが必要なんだ。ここの安全を保つためにもな…
【プレイヤー】
イリスがいつか完全な女神になれる日まで…何かあったら私に任せてください。今回の件も頑張ります。
ラピデム
ふぉっふぉっ、頼もしいな。しかし、女神様には女神様なりの悩みがあるだろうからあまり責めてやるな。君はわしを手伝ってくれればそれでいいんだよ。
ラピデム
本来ならわしの岩の体に花をひとつ咲かせさえすれば、山を中心として精気が浄化されていくんだが。時間の流れとともにあらゆる汚染要素が増えて今回のことが引き起こってしまったのだろう…
ラピデム
単純に花を咲かせるだけでは解決できなくなってしまったようだ。もしこのようなことを研究している魔法使いを知ってるなら、その者からアドバイスを聞いてくれないか?
【プレイヤー】
研究…魔法使いか…
ラピデム
良くは知らないが、君が今までに訪ねた都市の中に魔法に関わる者が幾人かいたんじゃないかね?
【プレイヤー】
あ、はい。いました。…しかし、どうしてそれを?
ラピデム
ふぉっふぉっ…土を通って流れて来る情報も少しはあるんだよ。ふふ、精霊の力と言ってもいいかもしれないな。
ラピデム
ああ、余分なことを言ったな…人間よ、急ぎの案件ではないからゆっくりで構わないよ。
ラピデム
そして…わしが誰かは言わないでくれ。知らない年寄りが助けて欲しいと言っていた…と伝えてくれないか?
【プレイヤー】
分かりました。
ラピデム
感謝するよ。ではまたな。