シナリオクエスト

精霊の助言(2)

ハルモニア
冒険者様、いらっしゃいませ。またお会いしましたね。
ハルモニア
今日のご用は…わかる気がします。当ててみましょうか?
【プレイヤー】
あれ、何も話してないのにどうしてわかるんですか?
ハルモニア
私は女神様の心像世界にいるので、女神様に関する話は自然に理解できるようなのです。
ハルモニア
女神様がルーメンにいらっしゃるので、ある程度は事態を把握しています。
【プレイヤー】
…ハルモニアさんの悪口は言えませんね。
ハルモニア
えっと…私の悪口を言っていたのですか?
【プレイヤー】
冗談ですよ。
ハルモニア
現在、女神様が持つ力は非常に小さい状態です。
ハルモニア
ですから、安定しない力に頼るよりも、より安定した力を使える者が必要でしょう。
【プレイヤー】
それが超人…
ハルモニア
彼らは人間ですが、神に近い能力を持つ者。彼等に認められれば、その力の一部を譲り受けることができるでしょう。
【プレイヤー】
その力が物に宿るなら、私がイリスの元に持って行くことはできますが、そうでない場合はどうすれば良いですか?
ハルモニア
彼等に力を分けてもらうだけで大丈夫です。
【プレイヤー】
え?分けてもらう?まさかその力は他者に転送できるとでも言うのですか?
ハルモニア
そう考えてもらって構いません。女神様が冒険者様に夢の道を見せたように…既に精神の一部が繋がっていますから。
【プレイヤー】
なんだか怖いですね…プライバシーも何もないような…
ハルモニア
…あまり深刻に考えなくて大丈夫ですよ。ただ精神的に繋がっているという程度ですから。
【プレイヤー】
よかった…では超人に会いに行く必要がありますね。どこにいけば良いでしょうか?
ハルモニア
ミールに会ってみてください。私より、彼らに詳しいはずですから。
ハルモニア
あ、そうだ。冒険者様。
【プレイヤー】
はい?
ハルモニア
いいえ、その…今回のことが落ち着いて余裕ができたら、私の話を聞いてくれませんか?
ハルモニア
急ぎではありませんので、もしお時間があれば。また今度私に話をかけてください。
【プレイヤー】
はい、わかりました、ハルモニアさん。ではまた。お元気で!