【プレイヤー】
(ティアに、砂漠での戦いについて伝える。)
ティア
やはり…死者の神の力と、この大陸に溢れる闇の力が互いに影響し合い増幅しているようです。
ティア
死者の神、それは…私の弟を、闇の力で浸食した神…というより、もはや悪魔のような存在です。
ティア
砂漠の王国「ラー」では、死者は還るべき場所を探して彷徨うといわれています。
ティア
その彷徨える魂を、死者の国へと導く存在、それが死者の神です。
ティア
そう、本来は死者へ安息を与える存在だったはずなのです…
ティア
あの存在は、自らを「死者の神」と名乗ってはいますが、全く異なる性質を持ちます…。はるか昔、あの存在が現れた時、城内には死のオーラが溢れ出したといわれています。
ティア
黄金の城もその輝きを失い、人々は次々に命を奪われました。…当時のファラオはその存在を探しだし、やっとのことで打ち勝ち…
ティア
その存在を守護者の像に封印し、召還者を処刑しました。再びその悪魔が蘇らないように…
ティア
しかし、封印されたその存在を…私の弟は蘇らせてしまったのです。そして、契約を交わし、全ては最悪な方向に進んでしまった…
ティア
死者の神は目的を達して、姿を消したかに思われたのですが…ああ…
ティア
冒険者様…この話をお仲間に伝えてください。冒険者様のいる…この世界の魔力であれば、この事態にも対応できると思います。
【プレイヤー】
分かりました。では、伝えに行きます！