ハルモニア
こんなところで人間に会えるなんて！もしかしたら女神さまがおっしゃっていた方でしょうか？
【プレイヤー】
た、たぶんそうだと思いますが…その女神様とは、セレス様の事でしょうか？
【プレイヤー】
あっ、そうか。イリスも女神だものな…まだ慣れないや。
ハルモニア
どうやらこれまでもイリス様のために、困難な旅を続けていらしたようですね。
【プレイヤー】
そりゃあもう…ところで、ここはどこでしょうか？ベロス…に似ているけど。
ハルモニア
ここは心象世界、女神様の想像の中の世界です。その中でもここは女神様が最も大切に思っている場所のようです。
【プレイヤー】
なるほど、やはりベロスですね？…ここは私にとっても非常に思い出のある場所です。
【プレイヤー】
ウルに言われてここまで来ましたが、私は何をすれば良いでしょうか？
【プレイヤー】
ここで解決するべきことがあると聞いてきたのですが…
ハルモニア
単純ですが、難しいことです…この場所を守っていただきたいのです。
ハルモニア
人には誰にでも善の面と悪の面があります…それはわかりますよね？
【プレイヤー】
…どういう事でしょう。イリスに関係のある話ですか？
ハルモニア
そうです。イリス様は神として生まれたわけではない…
ハルモニア
デル族とはいえ、人間の中で人間として長い時間を過ごしていらっしゃいました…そう、イリス様はとても人間に近い存在なのです。
ハルモニア
それゆえ、心の中に潜む恐れを悪意ある者に狙われやすい…そして、自らの恐怖に苦しめば苦しむ程、悪の面が強くなってしまうのです。
ハルモニア
今、心象世界では悪の力が強まり、この場所をも侵略しようとしています、ですから…
【プレイヤー】
だから…悪に浸食されかかっているイリスの目を覚まさせろって、ことですよね。
【プレイヤー】
いえ、よく分かりました…。やらなくてはいけない事ですし、ちょっとイリスを懲らしめてやりたかったので大丈夫ですよ。
ハルモニア
ご理解いただけたのはありがたいのですが、何か変な感じですね…。イリス様を助けに来た方が、イリス様を懲らしめに行くだなんて…
【プレイヤー】
あ、別にイリスを本当に懲らしめるわけではなく、悪に染まった心象世界のイリスを懲らしめるのですから…全力でやってしまっても問題ないですよね？
ハルモニア
フフ…冒険者様がイリス様に抱いているお気持ちがなんとなく分かりました。それでは [燃える都市]のミールのところに行ってください。
ハルモニア
そこに押し寄せる闇の手の者と戦っているミールを助けてください。