シナリオクエスト

ムーウェン

ビルブラト
ビルブラト
あああ…この私が負けるなんて…
【プレイヤー】
…ふぅ。
ビルブラト
なっなによ!…私をどうするつもり!?やっぱり私のような可愛い美少女はどこかに売り飛ばされて、あんなことやらこんなことをさせる気じゃ…ああ!なんて可哀そうな少女でしょう!!
【プレイヤー】
そういうのは考えてないので大丈夫です。ここに来たのは、シュガーさんからイリスに会えると聞いたからなんです。
ビルブラト
シュガーから?…あ、イリス?イリスの話?
ビルブラト
ほぉ、あんたがイリスに会いに来た人ね…夢で聞いた姿と会ってるし、あんたで合ってるみたい。
【プレイヤー】
(夢…イリスは夢で私を見守ってくれてるのか。)
【プレイヤー】
あ、そうだ。今イリスはどこにいますか?ここにいると聞いたのですが…
ビルブラト
その前に…ルールを決めなきゃね。そしたら話してあげるから。私に勝ったんだからなんでもいいわよ!
【プレイヤー】
ふぅ、仕方ありませんね。では…時間がある度に浮遊島を一周して掃除をしてください。いろんなギルドが使ってるからか汚れてますしね。
ビルブラト
うっ、それは別にやってる子達がいるのに…ふん、やるわ。やればいいでしょ。
【プレイヤー】
ではイリスがどこにいるのか教えてください。
ビルブラト
イリスは誘いの毒霧沼地にいるわ。浮遊島より毒霧沼地の方がいいという判断でね。
【プレイヤー】
はい?
ビルブラト
毒霧沼地。
ビルブラト
そこでは弱点や克服するべきのものが幻影として現れるのよ。その幻影が倒せるならすべてを乗り越えることができるわ。
【プレイヤー】
そうですか?
【プレイヤー】
(イリスが克服するもの…なんだろう?)
【プレイヤー】
一旦会って話したいです。
ビルブラト
イリスはそこで耐え続けているのよ。自分が弱いのを乗り越えたいみたいだけど、簡単じゃないみたい。
ビルブラト
入り口で気を失っているのを見つけて私が連れて帰ったのも何回かあるの。
ビルブラト
優しくしてね。寂しくないように…女神になったらもっと孤独になってしまうかもしれないから。
【プレイヤー】
はい…イリスは幸せにならなければなりません。そうなるべき人ですから。ありがとうございます。では、行ってきます。
ビルブラト
あ、そうだ。あの場所もここのように危ないわよって言おうとしたのに…まあ、なんとかなるよね…

ムーウェン
【プレイヤー】?【プレイヤー】だよね?ここまで来たの?本当に?
【プレイヤー】
私です。本当に久しぶりですね。ムーウェン、会えてうれしいです。元気でしたか?イーストランドにはどうしたのですか?私は、私は…
【プレイヤー】
いろんなことがありました。今まで何が起きているのかはゆっくり話しましょう…
【プレイヤー】
ここにはどうしているのですか?
ムーウェン
ボクとジョエは長い時間イリスを探していたんだ。今まで【プレイヤー】がいた場所も行ってきたけどすれ違ったみたい。
ムーウェン
そんな中、噂を聞いてボク達もここまで来ることができた。いろんな偶然が重なったけど、これは全て女神様が導いてくれたんだ。
【プレイヤー】
ところで、ここにはムーウェンしかいないんですか?他の方がいると聞いたのですが、他の方はどこにいるのですか?
【プレイヤー】
ムーウェン
わからない。ジスカド様の話だとボク達はここでイリスの修練を手伝っているんだ。イリスが気を失ったら急いで外に連れて行くのが全てだけど…
ムーウェン
ベロシュ様はどこかに聞いて、フローズン様は北海へ…デイモス教団の行方を把握する必要があるらしい…
ムーウェン
他の方達はイーストランドにそれぞれ支援を…
ムーウェン
ああ…そんなことより、今大変なんだ!久しぶりに会って嬉しい気持ちが大きすぎて少し忘れていた…
ムーウェン
イリスが危ないんだよ!放っておけば、また闇に浸食されちゃうよ!
【プレイヤー】
どういうことですか?
ムーウェン
毒霧沼地で弱点や克服できるものが見れるけど、それはどんどん恐怖を与えてしまうらしい。
ムーウェン
耐えられないと浸食されてしまうんだ。いくら強い岩でも波に少しずつ削られるようにね。倒せない度に危なくなるってユラン様が言ってたんだ。
【プレイヤー】
それでイリスは何と戦っているのですか?
ムーウェン
魔王だよ…イリスの恐怖の根源。イリスの選択が間違いだと突きつけた張本人だもの。
ムーウェン
ボク達は今もイリスの選択が最善だったと思っている…でも、今もイリスは自分を責め続けている。それなのにまた魔王と戦うだなんて……
ムーウェン
そんなの、あんんまりじゃないか…
【プレイヤー】
……。
ムーウェン
あ、ごめんね。こんな話をしている場合じゃないんだ。
ムーウェン
イリスを助けてあげて。
ムーウェン
ボクはここで…他の悪夢がこないように見張っているから。こんなボクでもイリスの役に立ちたいんだ。急いで!