シナリオクエスト

新しい市長へ

マルテリ
……そんなことがあったのか。
マルテリ
軽く頼んでしまったが、思いの外大事になっていたとは。
マルテリ
君にはすまないことをした。申し訳ない。
【プレイヤー】
それほど難しいことでもなかったですよ。
マルテリ
危うくドワーフたちとの戦争が勃発してしまうところだった。
マルテリ
だが、フアン王子の思慮深さに救われたな。
マルテリ
いくら彼らが優れた技術力を持っているとはいっても、
マルテリ
リベラとの戦争という選択は、彼らの益にはならなかっただろう。
マルテリ
なにせここは、我々だけの街ではないからな。
マルテリ
単独で戦争をしてもそう易々と手折られることもないが、
マルテリ
新任市長と首脳部は切れ者揃いだ。
マルテリ
戦争ともなれば、当然同盟に助けを求めていたことだろう。
マルテリ
フアン王子の判断がアーキシティを守り、我々とて無益な損失を被らずに済んだということだ。
【プレイヤー】
ふむ、そうなんですね。
マルテリ
まあ、近いうちに外交戦は繰り広げられることになりそうだがな。
マルテリ
さて、私は色々と準備に取りかからねばならない。重ね重ねで悪いのだが、市長への報告は君に任せたい。
【プレイヤー】
それは構わないのですけど、そういえばリベラの新任市長って誰なんですか?
マルテリ
ははっ、我々を導いた人が誰だったかを思い出してみてはどうかね。
【プレイヤー】
え、ということは……。
マルテリ
早く行ってみたまえ。フフフ。

エヴァ
冒険者様、いらしていたのですね!
エヴァ
近いうちに連絡を差し上げようと思っていたのですが……ようこそ、おいでくださいました!
【プレイヤー】
お元気そうで何よりです、しかも市長様になられたんですね。
【プレイヤー】
本当におめでとうございます。
エヴァ
ありがとうございます。ですが、市長という仕事はなかなか思い通りに進まず苦戦しています。
エヴァ
とにかく仕事がとても多くて……書類の確認だけでもかなりの時間がかかってしまって。
エヴァ
それはそうと、どんなご用で訪ねてくださったんですか?
【プレイヤー】
(エヴァにアーキシティのことを語る。)
エヴァ
なるほど、アーキシティでそんなことが……。
エヴァ
本当に重大な局面を、よくぞ乗り切ってくださいました。
エヴァ
後のことは私にお任せください。
エヴァ
再びリベラを災いから救ってくださり、ありがとうございます。
エヴァ
このご恩をどのように返したらいいものか……。
【プレイヤー】
余裕ができてから、後でゆっくりと返してください。
【プレイヤー】
お忙しいと思いますので、私はこれで……。
エヴァ
はい、どうぞリベラでゆっくりしていってくださいね。
エヴァ
本当にありがとうございました!