シナリオクエスト

オスキュラス傭兵団

フェルディナンド
誰だ?
【プレイヤー】
あ、私は…
【プレイヤー】
(フェルディナンドに簡単に自己紹介をする。そうするとフェルディナンドは理解したように頷く。)
フェルディナンド
この村の住民たちは皆ドルイドだ。私たちは自然を友として生きる民族。最も純粋な力が広がる場所を探して旅を続ける。ここに村を作って、およそ百年余りになるはずだが…。
フェルディナンド
1年前までは幸せだった。この村が不安定になったのは今から1年ほど前。北の方から<ゲミヌス>というツインヘッドオーガが現れた。
【プレイヤー】
ツインヘッドオーガ?
フェルディナンド
その名前の通り、頭が2つに分かれたオーガだ。ミルガンディアにそういうオーガがいることも初めて知った。
フェルディナンド
<ゲミヌス>はこの付近のモンスター、異種族を力で制圧して勢力を広げていた。人間である我々にも選択を強要した。
フェルディナンド
お前らも力に支配されるのだろう、と…死ぬか、服従するかを選べ、と。
フェルディナンド
尊厳の欠片もない怪物に屈服することはできない。
フェルディナンド
我々は戦うことを決意した。長い期間彼らから村を守ってきた。
フェルディナンド
村で一番の戦士であるクラウドが怪我を負ったせいで我々は敗北する日が多くなった。
フェルディナンド
…こういう話を外地の人にするのは恥ずかしいが、仕方がない。我々を助けてくれるという人だから…
フェルディナンド
やむを得ず、縁のあったオスキュラス傭兵団に助けを乞うことになったのだ。
フェルディナンド
ゲミヌスのモンスター部隊も増え続けていたので助かったが、それでも彼らには敵わなかった。
フェルディナンド
その時、ちょうど時を同じくしてジエンディア帝国の調査団が現れて、偉大な冒険者であるキミが来たのだ。
フェルディナンド
ここまで来たのはみんなの努力があったからだが、まだまだ足りない。
【プレイヤー】
なるほど…。
【プレイヤー】
私は何をすればいいですか?
【プレイヤー】
モンスターを討伐してくればいいんでしょうか…
フェルディナンド
いや、ことはそんなに簡単ではない。
フェルディナンド
詳しい話は、私よりオスキュラス傭兵団長の元を訪れて聞いた方が良いだろう。若い少女だけど、人を扱う傭兵術が素晴らしい人だ。
【プレイヤー】
はい、ではファルミラに行ってみます。