【プレイヤー】
(巨大な魔力の竜巻が目の前にある。)
【プレイヤー】
(周辺を破壊しつくせる程の巨大な竜巻が、辺り一面静寂の中で不気味に同じ場所を彷徨い続けている。)
ジェイド
竜巻の周囲を飛び交うあれは一体・・・そして、その中になにやら巨大な魔法で作られた何かが見えます。
【プレイヤー】
(竜巻の内部に、一瞬影のようなものが見えた。)
ジェイド
…もしかして見えましたか？中に何かがあるようです。
ジェイド
まさか…神々の力によって作られた構造物なのか！？人為的な魔力によって、あのような巨大なアーティファクトを浮かすことができるなんて不可能なはず……。
ジェイド
いや、愚問でしたね。
今あるこの場所自体がすでに神話の領域に達しているのですから……。
【プレイヤー】
(ジェイドの表情は話す内容とは異なり、若干の喜んでいるように見える。)
【プレイヤー】
(ジェイドは周辺を見回して首を縦に振った。)
ジェイド
文献によると、≪塔を登るには、上にある光の階段を踏みなさい≫と記されていました。
ジェイド
何の話なのかと思いましたが、≪上≫というのが何処のことを指しているかがわかりましたね。
ジェイド
階段を出現される方法は、そう難しくはありません。この周辺の魔法陣を再構成して稼動させれば、あの場所に上がることができるでしょう。
ジェイド
少しの間だけ待って下さい。 すぐに転送魔法を復旧させます。
ジェイド
デル族がなぜ身体を捨てることになったのか、彼らの魂はどこへ行ったのか、その時どんなことが起こっていたのか…！
【プレイヤー】
(ジェイドにこの場所を任せて戻ることにした。)
【プレイヤー】
(最後に眺めた空で、空気中で透明に溶け込んでいく羽のようなものが見えたきがする・・・。)